爸爸的茶碗 / [weichaoz]
片平なぎさ主演の人気のドラマシリーズ「赤い霊柩車」ですが、その中によく小皿のようなものを割っているシーンが出てきます。
これはいったいどんな風習なのか?
ヤフー知恵袋にその回答がありました。
京都周辺の風習です。
出棺時、仏前飯のお茶わんや、枕団子を供えたお皿を門柱で割ります。
遺族が割ることにより、自分の茶椀が割られ、もう戻れない事により、心置きなく成仏するのだと教わりました。
なるほど、死者に現世ときっぱりと別れを告げさせるための習俗だったわけですね。
※後記
「こちら ご遺体搬送の日礼自動車です。」さまより、詳しい情報をいただきました。
【京都や北陸地方に根強く残ります。
霊柩車が出棺ラッパを鳴らすと、それに合わせて茶碗を割るというものです。
茶碗を割る理由は、生前に生きるために、いちばん使っていた道具である茶碗を割ることにより、故人のこの世への未練を無くすためといわれています。】
さらに、このような風習は浄土真宗から始まったのではないかという、日礼自動車さまの推察は、的を射ているような気がします。
【浄土真宗以外の宗派には供物が必要ですが、浄土真宗には供物を必要としません。
供物がないということは一膳飯も必要ないということなんです。つまり、茶碗は必要なくなるのです。】
詳しい情報を、わざわざありがとうございました。
こちら ご遺体搬送の日礼自動車です。さまのブログはこちらです。
1 件のコメント:
「イオンの葬儀」にコメントありがとうございました。
「茶碗を割るしきたり」についても書いてみましたにで
よろしかったらどうぞ。
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