昨年12月5日に57歳で亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの一周忌法要と納骨式が27日、東京都台東区の西徳寺で営まれ、歌舞伎俳優の尾上菊五郎(71)、松本幸四郎(71)、坂東三津五郎(57)、勘三郎さんと親交の深かった女優の大竹しのぶ(56)、演出家の野田秀樹氏(57)ら遺族や関係者、知人ら約150人が参列した。
勘三郎さん一周忌法要で納骨 “最後の別れ”に寂しさ募る勘九郎&七之助 より
「納骨は49日までにすませましょう」みたいな風潮がありますが、仏教や他の宗教でも、とくに何日までに納骨しなければいけない、といった決まりや慣習はないと思われます。
では、なぜ49日までに納骨しなければ、と思ってしまうかというと、考えられるところでは
1 49日であの世に行く(成仏する)ので、この世での居場所を確保するため
2 キリが良いから
すでにお墓を持っているならば、49日というのは非常にキリのいいタイミングなのでしょうね。
葬儀のゴタゴタも一段落し、故人との別れも十分にすまし、もうこの世にはいないと「踏ん切り」をつけるには、ほどよい時間だと思います。
ただ、今はお墓不足でもあり、お墓をもっていない人までが「49日」にこだわると、これは非常にあわただしくなり、いらぬ買い物をしてしまう可能性もなきにしもあらずなので、十分に注意は必要でしょう。
基本的にはいつまでに納骨しなければいけない という決まりはない、ということだけは覚えておいて、損はないでしょう。
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