花火で散骨?

考える葬儀屋さんのブログより、孫引き的な記事です。

考える葬儀屋さんのブログ 爆骨


もとのネタ


爆骨?もとのネタページには「爆骨」の文字は見つけられなかったのですが、なかなか言い得て妙です。

「この発明は散骨する場合花火により美しく飾ることにより参列者に感動を与え深い思い出を残すことが出来るようにした散骨方法及び装置を提供するものである」

ということなので、当たらずとも遠からずのネーミングでしょうね。

まぁ、現実問題として、散骨を勉強している立場から言うと、ほぼ不可能でしょうね。
もちろん、物理的・技術的な問題ならば、なんらありません。
散骨でネックになっているのは、心的事実です。いわば心象が重要なのです。

ただでさえ、陸地での散骨に理解が得られていないのに、それを花火で打ち上げるなんて…。
確か、グライダー散骨の人たちも苦労しているとどこかで読んだ記憶があります。
趣味でやっていたグライダー仲間の遺骨を、空に散骨しようというのですが、地域の人たちとの摩擦が少なからずあったとかなかったとかいう話です。
趣味でそうなのですから、それを事業で行うとなると地域住民の反発は必至かと容易に想像されます。

そうなると、海での花火散骨になるのでしょうか。
この場合は、通常の散骨のようにやれそうな気がします。漁業権のある海辺ではなく、洋上ということになりそうですが。

そうなると費用はかかりそうですね。粉骨・散骨費用が20万円で、打ち上げ費用が20万円といったところでしょうか。

あ、でも、「社会的習俗として宗教的感情などを保護する目的だから、葬送のための祭祀で、 節度をもって行われる限り問題はない」とあるので、これは“節度を持って”に抵触しないでしょうか?
花火ももともとは鎮魂の儀式だったので、花火自体がハレの儀式ではないというロジックならば大丈夫なのかな。

0 件のコメント: