樹木葬の管理

散骨も過渡期ですが、樹木葬もまだ過渡期の段階で、今からいろいろと問題も起こってきそうな気がします。そんな予感を予言するかのようなブログさんを見つけました。


「樹木葬」。土に帰る。人生は、土に帰るまでが人生だ!
http://blog.goo.ne.jp/12240106/e/c01da45c2479a995c628432c83ed8f7c

この間の土曜日に知人の埋葬で高崎まで。

墓地といっても、「樹木葬」というかたちの墓地。お坊さんもちょっと勝手が違うようでした。

お骨は自然に帰すということで、骨壺も別にして直径10センチくらいの筒状の中に。細長い穴にそれを埋めます。その上に、個人(家族)の希望で苗木を植える。そして、小さな陶製のプレートに字を刻んで置いておく。そんなかたち。

けっこうはやっているようで、ほとんど売約済みの立て札が。趣が異なっていて興味深い。

ただ、きちんと手入れがされていないとただの雑草の生い茂った丘の斜面になってしまいそう。
どこに故人が眠っている(土に帰った)のか孫子の代になると果たして・・・。


以上転載

リンク先の樹木葬墓地の様子をご覧いただけばわかるように、まぁ、これが実態なのでしょうね。
そもそも普通のお墓の草むしりでも大変なのですから、野山で樹木葬を行おうとすれば、草に埋もれるのは必然と言えば、必然かもしれません。

散骨の問題点は、供養する場所とその対象=遺骨がないことによる深い喪失感や欠落感です。

樹木葬の場合は、より物理的なものが、今後、問題になるかもしれませんね。

そう考えると、従来型の墓石型のお墓というのは、そうなるべくしてあの形式になったとも言えるかもしれません。
供養だけでなく、遺骨の管理のための墓地として、今の石型のお墓というのは、非常に優れているかたちなのかもしれませんね。

ちなみに高崎で樹木葬ができるのは、「樹木葬公園墓地 和(なごみ)」というところです。
※こういうのって、個人情報保護法にふれるのかなぁ…。

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