エンディングノートの置き場所

最期のお願い、冷蔵庫に保存 延命や葬式の希望記入
http://apital.asahi.com/article/news/2013081600015.html

【寿柳聡】高齢者が緊急連絡先やかかりつけ医などを書いた紙を、冷蔵庫で保管する取り組みが広がる中、山口県周南市の高齢者団体は、一歩進んでいる。延命治療を受けるか否か、葬式はどうしたいか、果ては戒名まで、万一のときに備え「エンディングノート」を冷蔵庫に入れておこうと呼びかけている。

周南市の老人クラブ「輝きクラブ周南鹿野支部」。会員409人のうち約300人が実行している。

ノートの名称は「私のあんしんお守りノート」(A4判9ページ)で、親族や友人、行きつけの店、デイサービスといった連絡先に加え、「介護が必要になった時の希望」「通夜、葬儀はどうしたいか」や、寺からすでにもらっている法名・戒名を書き込める。尊厳死や延命治療、人工呼吸器をつけるかどうかについてもチェック式で記す欄がある。

以上転載



最近は、「エンディングノート」という言葉もぼちぼちと定着し、「エンディングノート?なにそれ?」といった感じの人も、だいぶ少なくなりました。
※まだまだ絶対数としては「なにそれ?」の人が多いでしょうが。

エンディングノートはノートそのものの数も充実し、その書き方などもネットに開示してあったり、講座のかたちで教えてくれたりと、かなり進んできております。

ただ、この手のもの(エンディングノートや遺言書)などは、書いた人の死後、いかに見つけてもらうか、というのがけっこうな難問だと思います。

書いたはいいものの、死後それが見つからなければ、意味がありません。
エンディングノートは、遺言書ほどの財産絡みの権利などの拘束力もないので、本棚などにおいておいては素通りされる可能性は高いです。

ですから保管場所は、エンディングノートにおいて、非常に重要なポイントとなります。

上の記事のように、冷蔵庫に入れておくというのは、これはいいアイデアですね。
冷蔵庫ならばどの家庭にもありますし、家人が倒れたり、亡くなったりした時には、中に腐ってしまいそうな食べ物がないかどうかを確認するために、他のご家族は一度は冷蔵庫を開けると思います。

そこに「あれ?なにこれ?」と、エンディングノートを発見してもらえば、これは話がうまい具合に運びそうです。

冷蔵庫にエンディングノート、これはグッドアイデアですね。

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