檀家の寄付は義務?


Donation Box / dbaron


ヤフー知恵袋より

Q 父と母が墓地を購入し、我が家の菩提寺となったお寺さん(既に父は永眠しています)から、本堂改修工事の為、 寄付金を10万円お願いしますと言われました。
丁寧で細かい説明の書面をいただきましたが、「協力を考えてください」というよりは「そういうわけなのでお金を用意してください」という感じの書面で、年金暮らし未亡人の母にはちょっと痛い金額であります。

檀家になった以上は寄付しなくてはならないものなんでしょうか?


基本的にお寺さんへお金を差し出すのは、寄付であり、お布施ですから、強制ではありません。
しかし、その寄進によって、お寺さん(菩提寺)が維持されているとも言えますので、檀家としては、大切な務めでもあります。

Aさん
檀家になった以上は、寄付しなくてはならないでしょう。

Bさん

檀家さんの集まりでお寺は護持され、その法灯が次世代へと受け繋がれていきます。
お寺に対して信ずる揺るぎない思いがあるのか、また檀家である現実と考えて決めることでしょう。

Cさん
寺堂の維持・管理にかかる費用は檀家が分担というのが常識です。
寄付金と書かれていますが、修復費用の負担です。
貴方達、檀家が金銭・物品両面で支えていくのです。


というのが、菩提寺と檀家の一般的な“常識”でしょう。
ただ、そうは言うものの「ない袖は振れない」わけで…


Dさん
住職の叔父に聞いたところ
「そりゃあ、満額頂戴したいけど、年金生活で無理!小額でスミマセンがお願いします、って話してくる檀家さんおられるよ」
「檀家さんの生活が苦しくなっちゃうのは困るから、相談してくれると後々も気持ちよくお付き合いできて良いな」


なるほど、というか、これが当たり前のことなのでしょう。
お寺さんとよくお話しして、寄付金の減額を申し出るというのが、菩提寺と檀家双方にとってよいかもしれませんね。

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