お坊さんも派遣で、お布施は明瞭会計?


人には聞けない 不明瞭なお布施の実態
アメーバニュースより
http://news.ameba.jp/20121112-53/
以下【】引用

【先日「なぜ、30万円が120万円に?葬儀費用のカラクリ」でも取り上げた、追加料金のいらない葬儀業界初のサービス『小さなお葬式』。
これを運営する株式会社ユニクエスト・オンラインが、「てらくる」という僧侶派遣サービスを開始した。
このサービスは不明瞭な“お布施”の価格を定額とするもの。】

「なぜ、30万円が120万円に?葬儀費用のカラクリ」はこちらのブログでも取り上げさせてもらいました。
30万円→120万円になってしまう葬儀のカラクリ

ちなみに、小さなお葬式のホームページは↓


※なお、資料請求をされた方に、今話題になっているエンディングノートをプレゼントしているそうです。

てらくる
http://www.osohshiki.com/terakuru/


お布施の料金明示に対しては、イオンがそれをやり始めたら、仏教界から大バッシングがあり、イオンが料金表の明示を取り下げた、という経緯がありました。
やはり、巨大流通企業のイオンがやるのと、新興の葬儀紹介業者がやるのとでは違うのでしょうか?
もしくは、もうこの手の料金明示に対して、仏教界はあきらめたのでしょうか?
※そもそも、お布施は任意であり、金額は坊主側が決めるべきものではありません。
つまり、本来、お坊さんの行う読経、戒名命名、法事などは、対価をともなうサービスということではないということです。


【葬儀のお布施の全国平均はなんと51万4千円】

あくまで平均値なので、ばか高い料金が平均値を引き上げている可能性もあります。
また、〝見栄〟で高目に、アンケートに答えていることも考えられます。


【「法事をする事になり、お布施の金額を菩提寺(※代々その寺の宗旨に帰依して、(先祖の)位牌を納めてある寺)に問合せたところ、『お気持ちで』と言われてしまい、結局いくら払えば良いかわからない」】

これは難しいところですよね。
本来はこれでよいのですが、結局。気持ちっていくら?って普通なら思ってしまいます。
そこで、いっそのこと料金を明瞭に示してくれ、という理屈もうなづけます。が、それは本来のお布施の意味に反することです。
結局、どっちがいいとか悪いとかの問題ではないのでしょうね。


【お客様がわかりにくいと感じていた金額面を、法事・法要の手配は3万5千円、戒名授与は2万円という具合にわかりやすく提示しています】

そもそも、これらの〝派遣坊主〟は、本来の坊主としての体をなしているのか、といえばそれはどうなのでしょう?
ただ資格を持っているというだけの〝坊主〟が、お経を読み、戒名をつける、ということに対して、数万円単位のお金を払うのは安いのか?という根源的な疑問は残ります。

それでも、仏教〝風〟のお葬式を望んでいる消費者には、この料金は安い部類に入るのかな?
みなさんは、「明朗会計のお布施」、どう思われますか?

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