群馬県みどり市の葬儀社 メモリアルに葬儀会館 営業差し止め 2

群馬県みどり市の葬儀社 メモリアルに葬儀会館 営業差し止め の関連記事です。

「みどり市の行政区「大間々町第9区」(鈴木義雄区長)が、同市の葬儀社「メモリアル」(増田宣圭会長)を相手取り、葬儀会館の営業中止を求めた訴訟の判決が11日、前橋地裁桐生支部であった。」

このニュースに関して、葬儀ブログの雄「考える葬儀屋さんのブログ」もふれていましたので、一言モノ申したいと思います。
※ウソですf^_^; とくに考える葬儀屋さんのブログに対して、異論や反論はありません。

考える葬儀屋さんのブログ
そろそろ本音で語りませんか?
http://funeralservice.livedoor.biz/archives/1842920.html


>こちらの葬儀社は周辺にも何カ所か式場をお持ちなので、
地域活動積み重ねて、うまく信頼を得ることはできなかったのか?
という疑問が残ります。

まさに、その通りなんですよね?どうしてこんなことが起こるのか?
ちょっとよくわからないですね。

太田でも最近、大手の葬儀社が街中に葬儀ホールをたてつづけに、建てております。
きちんと話し合い(根回し?)をしておけば、このような事件は起こらないと思うのです。

そもそも、その葬儀ホール周辺の地域住民の方々は、将来のお客さまの可能性が高いです。
ですから、葬儀ホールの建設に際し、ちょっとでも喧嘩することは、百害あって一利もなしです。

ということを考えると、よほど大間々の葬儀社(メモリアル)が、強引に、傲慢に話を進めてしまったのか、もしくは、何かオトナの事情があるのかもしれません。
※オトナの事情…あくまで憶測ですが、大手の葬儀社の妨害工作や地権者がらみの怨恨だったり、まぁ、その可能性は低いでしょうけどね。


>しかし一方で市民団体ならともかく行政が
「(同社は)『宴会場』といつわり葬儀をやっています」
という看板を出すのは、違法性がないにしてもやりすぎではないかと。

これはちょっと勘違いというか、間違いでしょうね。

「区」とは何か?と考えていたのですが、これはなかなか説明しづらいですね。
(とくにわたしは地域活動に参加していないダメ住民で、オトナの付き合いの仕組みに疎いのです…。)

わかりやすくいうと、「町内会」のようなもので、一種の地域の取りまとめ役が「区長さん」と呼ばれる人だと思うのです。
そこには、権限や行政権などはもちろんなく、地域の会合を開くときの最小単位が「区」と呼ばれるものだと思います。
おそらく半径500m~1キロくらい、数十世帯500人くらいの構成単位で、「集会所」がその役割の中心にあり、そこを拠点に活動をしているのが「区」という住民グループだと思われます。

この記事の「大間々町第9区」も、大間々町をいくつかの区に分けたうちの1つです。
しかし、それが最終的に「大間々町」を構成しているかというと、そうではありません。

小さい区が集まって、最終的に「町」になるのであれば、それは行政といってもよいでしょう。
しかし、小さい区が集まったところで、行政権などの権限はありません。

区というのは、これは一種の取りまとめの仕組みであり、多くは選挙のときに機能するのだと思います。

その地域の票を取りまとめて、市議や県議、国会議員の先生に嘆願するというのは、昔はよく機能していたそうです。
「おらが村に国道を!インフラを!」という時、このような票の取りまとめは、非常に有効だったそうです。


>宴会場として使うと約束したことが争点になっていますが
そもそも葬儀やっちゃダメ、って根拠はなんなんでしょうか?

そうなんですよね。
これって何か根拠でもあるんですかね。一種の契約書の問題ということでしょうか?

わたしの店(リフレ・リフレ)の並びにも、葬儀屋さん(の事務所)があるのですが、不動産屋さんから「あそこは通夜などしてないですよね?」とヒソヒソ話的に尋ねられたことがあります。
よくよく話を聞いてみますと「事務所として契約しているのだから、葬儀はダメ」という理屈のようです。

通夜や葬儀を行うのは、法的には何ら問題はないはずです。でも、契約としてダメ、という理屈のようですね。その辺の心情はよくわかりません。


>私は、被害者ぶった、その善良な市民面(ヅラ)の下に潜む本音を聞いてみたいと思うのです。

わたしもこのニュースを見た時、「考える葬儀屋さん」こと物理教師さんと同じようなことを感じました。

ただ、本音を聞いてみたいから、本音で話しましょうよ、と思った対象は、地域の住民ではなく、その葬儀社さんに対してです。
きちんと話をして、理解を得てから葬儀ホールを建設すれば、このような騒ぎにはならなったと思うのです。

もちろん、その結果、葬儀ホールは建てられなかったかもしれません。
でも、きちんと説明して建てられないのと、いい加減にごまかして建ててしまうのとでは、どちらが「誠」や「義」があるでしょうか?

とりあえず、建てちゃえば、あとは何とかなるだろう、というのが、葬儀社の本音に思えるのです。

きちんと順を追って、懇切丁寧に、葬儀や葬儀ホールの大切さを住民のみなさんに説くことが非常に大事だと思うのです。
だって、その人たちは将来のお客さんであり、将来の広告塔にもなる人たちなのですから。


※追記 
自治会としての「区」やみどり市の現況に関して、考える葬儀屋さんのブログ のコメント欄で、prof様が詳しく説明されていますので、合わせてご参照いただけると理解が深まると思います。


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